人を育てる人
インプットvsアウトプット(10/30日目)
本日は僕が野球の監督の中でも群を抜いて尊敬する野村克也さんについて書きます。
野村克也さんといえば楽天の監督と言うイメージがあると思います。
一方で、ID野球の生みの親という面もあります。
今まで、彼の監督の元で様々な有名選手が育ってきました。
マー君はもちろんのこと、新庄剛志や古田淳也など多くの選手がいます。
何よりも野村監督の功績で有名なのは、ヤクルトを日本一にしたことです。
当時のヤクルトは戦力外通告をうけた選手ばかりがいて、とてもじゃ無いけど優勝という雰囲気など持っていませんでした。
その彼らに野村監督の徹底して積み上げてきた野球のデータ(ID野球)を元に、時には人としてどう生きるか?といったように、野球から人生にかけて多くを教えたそうです。
では、そんな野村克也さんは人を育てる時、どのような事をしていたのか?
今回は野村流人の育て方を書きたいと思います。
野村さんは、人を育てる上でその人の才能を引き出す事を意識してるそうです。
言い換えると、才能を引き出せない人が、見落としてるものに気づかせるということです。
その見落としているものは何か?
それは、見えないものを感じ取る能力だそうです。
そもそもプロの中にも一流とそれ以外がいて、その差は洞察力があるか否かで決まるとよく言います。
洞察力といっても、五感をフルに使って察するわけですから、そう簡単には鍛えれません。1つづつ積み上げていく努力が必要です。
また、
積み上げていく努力の習慣に変える必要があります。
そもそも僕自身、人間の最大の悪は、鈍感にあると思います。
鈍感とは、自分のミスにも気付かないほどの感性の鈍さのことを示します。
つまり、悪である鈍い感性を鋭い感性に変える必要があります。
そのために、野村さんは3つのステップがあると言っています。
1つが、強い欲を持つこと。
強い欲(目標.ビジョン)には執念が宿ります。
執念が生まれると現状とのギャップが生まれ、現状に居心地の悪さを感じます。
2つ目のステップとしては、準備(観察)を怠らないことです。
特に不器用なやつは、これに時間を割くことが大事です。
そして最後のステップが、仮説を立てること。つまりデータを元にヤマを張ることです。
鈍感→鋭敏に変える過程で、これはかなり理にかなってるなと思います。
要するに、鋭い感性とは、データを積み重ねる習慣からできる実のようなものだということです。
以上のように、ID野球、データをかなり大事にする野村克也さんですが、
いざ、人に教える時にはまた違った視点から教育しています。
彼の本を読んでいて何度も出てくる言葉があります。
それは"人を見て法を説け"です。
人にはある程度パターンがあるけど、個々を見てみるとみんな違った性格をしていますよね。
まさにそれを言いたいのだと僕は解釈しました。
そもそも他人を理解できることから自分の理解がはじまりますしね。
当然のことだけど、案外できてないことかなと思います。
ID野球の生みの親である野村克也さんは多くの失敗を繰り返してきたからこその今の結果だと思います。
失敗と言う言葉は成長と呼ぶと失敗についても強く重要性をもった発言もしてます。
大多数の人が時間とともに年をとりますが、
時間とともに成長する人は少ないと思います。
野村克也さんは、多くの失敗と共に素晴らしい指導者へと成長したのでしょう。
僕もあんなじぃさんになりたいです。
以上今日の投稿は終わり。
読んでくれた人ありがとーございます。
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