諸行無常〜昔の日本人の感性〜
インプットvsアウトプット(6/30日目)
最近昼夜が逆転しまくりで、今(朝の6時)は夕方5時の感覚です。笑
ただ、昼夜逆転になったことが非常に運が良く、今日(昨日の日没〜今まで)は、
中秋の名月。
さらには、涼しい気候と金木犀の匂いとコラボして、神秘的な気持ちになって、
自分に浸ってました。笑
ということで、今回のアウトプット
テーマは諸行無常です。
諸行無常と聞くと、平家物語の書き出しを思い出します。
『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり』
素晴らしい文章だと思います。
基本的に、鐘の音色というのは変わらないと思います。いつも同じように聞こえます。
しかし、それが諸行無常の響きありとなると、人間が、いつも変わってるんだなあと思います。
よく、『個性』を大切になどと言いますが、
個性てなんでしょう?
仮に、個性は、自分にしかないものなんだとすると、それは、裏を返せば、自分の変わらない特性となります。
しかし、変わらないなんてありえるでしょうか?
変わらないモノが諸行無常を感じ取れるとは思えません。
つまり、意識、考え方(目に見えないもの)なんて常に変わり続けるものなんです。
変わらない個性は目に見えるものだけ。
つまり人間で言うところの、身体にしか個性は宿らないんだと思います。
また、
『現在、目まぐるしく変化する情報のなかで、変わらないと置いていかれる。』という言葉をよく耳にしますが、
これも違うと思います。
情報は変化なんてしません。事実、モノとして残ります。今でも昔の新聞記事など読めますし。
変化するのは人間です。
情報社会と言われるようになり、
情報が変化して、人間は変化しないみたいな思想が生まれたのだと思いますが
今も昔も人間が変化してるんです。
つまり、人間自体の前提が変化する事なんです。
あとは方向性とスピードを意識して楽観的に変化していきたいところですね。
それを鎌倉時代の人はすでに知っていたんですね。
素晴らしい。
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